ある日、迷い込んできた小柄でステキな毛色の野良猫が、
物置にて6匹のかわいくて元気な子猫を産んだのです。
が、すぐに他の野良がきて食い荒らしてしまうという、
母猫にとって、周りの人間にとって、悲しい出来事がありました。
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その後母猫を避妊手術するまもなく、生まれたのがちびこ。
何故か一匹だけしか生まれませんでした。
最初のお産のときのかわい〜!って感じの仔猫と
大違いで、目がロンパリ気味で色も黒くて、
へんな子でびっくりでしたが、無事生まれて
元気なので人間は母にカンヅメを運び見守りました。
生まれたのは物置ですが、
前回のお産の悲しみからか、他の野良に見つからないように、
母猫が産後すぐに屋根裏に運び、大事に大事に育てました。
上の写真は生まれたばかりのちび監督と母上。
おサルさんみたいな後頭部は、いまと変わりません。
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夏の暑い盛りに、ますます暑い屋根裏で母上の愛情を独り占めして
すくすくと育ったかんとく。
このころ、粘着式のねずみとりにかかってしまった
おばかなちび。母さん猫が
たいへんだー、助けてくろ〜と
血相変えてやってきて、いってみると
ねずみ取りと一体化した幼き監督が。
子猫のやわらかい皮膚が破けないように、
時間をかけてすこーしずつはがして、
ほんとに大変でした。
今でも、毛の抜け変わりの時にガムテープ攻撃や、
コロコロ攻撃をすると、かなり嫌がります。
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毛の色も、しっぽの長さも違いますが、
母さんです。ぐれ、といいます。
野良時代はスマートでしたが、今となっては
だいぶふとり気味。ちびことからだの大きさは
同じくらいなのに、体重は倍!?
猫缶と、白身のお魚が好物です。
うどんも好き。
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母さんにカウンターパーンチ!!
反抗期ですね。
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のびのびと感性豊かで、
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味のある猫に育ちました。
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母ちゃん満足。
2005年秋、急性腎不全になりましたが、復活。
(詳細は闘病記へ)
お外に出ることはなくなりましたが、元気です。
処方食をメインに、ヒモもかじる毎日。
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