スタジオアルテの猫監督　ちびこの部屋

　手作りの猫ごはんと、作り方レシピ

手作りの食事は、食べてくれるときと食べないときの
差がはげしいです。
私の味覚や嗅覚に限界を感じることもありますが、
たくさん食べてくれると、食べてくれなかったときの
がっかりは、吹き飛びます。
でも、むづかしいね・・・。
気をつけていることは、新鮮な材料を使うこと。
においのついていないスプーンやきれいな
ステンレスの鍋を使うこと。
ちび監督の好みの、具が細かく、
できればとろみつきなものを心がけること。
お魚を使うときは、とくに生臭みがでたり、
魚のにおいが強くなりすぎないようにしています。

腎不全になってからは、必ず炭水化物系のもの
（じゃがいもやサツマイモ、かぼちゃ、残りご飯など）を
加えています。

ちび監督に好評だったレシピを載せています。
でも、我が家では、手作り＝サブです。
大雑把でドジな世話人が栄養計算したって
計算ミスをするのがオチだし、監督がおいしい〜ってなものを
作るのにかかる時間やら成分のこと、食材の偏りのないように
ナドナド考えていたら、時間とお金が
いくらあっても足りないので。。。

あくまでも、食べてくれるとうれしい〜という世話人の満足でしか
ないのかも^o^；

●基本の鶏のスープ・お魚のスープ

人間の食べるものだって、だしが基本。普段自分が食べるものに
化学調味料や市販のブイヨンを使わないので、
（2008/03追記　：　去年あたりからホンダシなど使うようになりました〜。むふ。）
チキンスープやだしはまとめて作って冷凍しています。少し取り分けて、別に冷凍。
ちび監督はスープだけでも好きなので、処方食を伸ばすスープとして
使います。お肉はミキサーにかけてやわらかく、細かくします。
お肉と肉とスープが混ざっているものも処方食に混ぜて
食べてもらっています。

あとから、その日冷蔵庫にあるお肉やお魚、無塩バターなどを入れて
レンジにかけます。残りご飯やじゃがいも、かぼちゃも好評です。
人間の食材の都合に合わせていろいろ混ぜています。
これなら、楽なのです。

獣医さんで、鶏からとったダシだけを処方食に混ぜたり、
お水がわりに飲んでいただくのは、どんどんどうぞと
お墨付きをいただいてます。

●猫のおじや　鶏の炊いたの

鶏のもも肉を、一枚を半分にして、5mm角くらいに刻みます。
いつも私が食べている抗生物質を使わないで育てたというブラジルの鶏。身がしまっていて、ブロイラーのくさみが少ない鶏で、値段もそんなに高くないの。

３００ｃｃくらいのお水を煮立たせたら、そこに刻んだ鶏を入れて、
沸騰したらあくをとります。
そこにごはんを大さじ1杯半くらい。ごはんが大きくふくれるまで鶏を潰しながら煮ます。
水溶き片栗粉でとろみをつけます。
ここまでのものをベースとして小分けにして冷凍。
このままで十分おいしいようです。私が食べてもすごくおいしい。
そのまま朝食べたくなるくらい。
あとで、食べてもらうときにトマトピュレや菜っ葉のゆでたもの、
お魚のカケラ、かつおぶしほんの少し、ゆで卵の黄身をつぶしたの、などを追加しても。


●猫のポタージュ　お肉とトマト

珍しく大好評だったメニュー。
ちび監督がちょっと体調が悪そうだったときに作りましたが、びっくりするほど良く食べてくれた。次の日は、元気になっていました！

基本の鶏スープ大さじ2杯に、大さじ2杯の豚ひき肉と生のトマト１ｃｍ角に切ったもの2個を加えて加熱。トマトの皮を取り除き、ミキサーにかける。トマトはホールトマトや
トマトピュレ（塩が入ってないもの）を少量でも良いです。

ミキサーにかけるには少量すぎるので、少し多めに作った方がいいかも。ミキサーにかけないとポタージュ状にはなりませんが、つぶつぶが好きな猫様にはミキサーにかけないでもいけるかも。

●猫のポタージュ　お肉とかぼちゃ

鶏のスープにレンジでほくほくにしたかぼちゃを加えたもの。